ナボコフ短篇読書会「移動祝祭日」に録画視聴で参加した。今月は「初恋」。最初に読んだ時はなかなか女の子が出てこなくて面食らったが、車窓からの電線の描写は自分も見ていたからよくわかって共感度が上がる。そして犬の名前を思い出した時の喜びもよく伝わってきて少し感動した。駆け落ちが見つかった時の家庭教師の描写が笑えたし、彼らの粋なはからいにニンマリもした。
この読書会の発表者の皆さんのレベルの高さには毎度感心している。私はきっと永遠のROMだろうな。若島先生の参考、脱線も毎回楽しみしている。ウェス・アンダーソンを見なくては。しかし、ナボコフはすごい。短編でいつも中味が凝縮した2時間半の話ができるのだ。
10.03.2026 14:41
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SNSでは、みすず書房の書籍を創業から振り返り、時代を追って少しずつご紹介します。
#みすず書房の80年
03.03.2026 03:57
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みすず書房の看板
みすず書房は1946年に創業、今年3月に80周年を迎えました。
80年間のご愛顧に厚く御礼申し上げますとともに、今後とも末永くご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
02.03.2026 03:21
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ウィリアム・トレヴァー「密会」(2004)を読んでいる。作家は故人だが現代最高の短編作家と評されていて、恥ずかしながら知らずにいたので読んでみた。どこまでちゃんと読み込めているのか自信はないが、半分ほど読んで一作一作があまりにもすばらしくて夢中になって読んでいる。これほどの作品を今まで知らずにいたとは。作品によってどこかミステリアスだったり、宗教が絡んだり、性のこともありでそれぞれ個性的だ。本を読む幸せに浸っている。この本が今では古本でしか入手できないとは信じられない。
27.02.2026 16:15
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先日、「マリアの潔めの祝日」に合わせてこの日のバッハのカンタータBWV82「われは満ち足れり」を聞いた(信仰はまったくない)。バス独唱のみのカンタータというので男の声だけかとがっかりしてかけたのだが、ソプラノの声が聞こえてびっくりした。トラックを間違えたのかと思ったらたまたまソプラノ・ヴァージョンだったことがわかった。で、それがあまりにすばらしくて感動した。歌っているのはなんとキャロリン・サンプソン女史。3曲目のアリアが美しすぎて、現役盤がなくやむなく中古でCDを買ってしまった。この人の声は今まで聞いた中で一番美しいと思った声なのだ。
25.02.2026 15:02
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若島正先生が紹介されていた「腕くらべ」を読んでみた。荷風の作品は初めて読む。当然のことながら花柳界のことは全く不案内で、場面は成瀬監督の「流れる」を思い起こしながらの読書だった。映画は昭和、それもたぶん戦後のことなので雰囲気はだいぶ違うだろうが。花柳界の人間模様は江戸時代も大正もさほど変わることはないと思ので、荷風は物語というよりその世界のリアルを描いたのだろう。芸事、文芸、諸々の風情などの描写は懐旧に満ちていて大正当時の世相批判となっているが、エセ文学者が出てくるところは作者の憤懣がよく伝わって面白かった。荷風は読んでみようと思う。
24.02.2026 14:46
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今日はニューキャッスルからメトロに乗ってタイン川河口の美しい港町までやって来ました。風光明媚な砂浜から洋上風車が見えます。
このウィンドファームはBlyth offshore wind farmの二代目。一代目は🇬🇧初の洋上風力で京都議定書のすぐ後の2000年(26年前!)に運開した離岸距離0.8km, 2 MW × 2基のもので、既に役目を終えて撤去されてます。今はその近くに新たに建てられた8 MW × 5基のもの。
洋上風車は決して新しい技術ではなく、🇬🇧では20年以上の歴史があり、海辺の観光地の風景として溶け込んでます。
22.02.2026 23:24
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ニューキャッスル郊外の公園で見かけたミニスケール蒸気機関車の動態保存。実際に石炭で走ります。このように🇬🇧では蒸気機関車の愛好家がたくさんいて、動態保存の路線も多い。私もオールドテクノロジー大好きなので、こういうのは胸熱。
但し、いくら蒸気機関車が好きだからと言って、「安定運行に蒸気機関車は無くてはならない!山手線に少なくとも4割は蒸気機関車を走らせなければならない!」とか主張したら、超ヤバ人です。21世紀も4分の1が過ぎたのに、🇯🇵の電力はいまだこんな状態。
蒸気機関車も石炭火力も過去の産業遺産として博物館的にノスタルジックに愛すのが吉。現役を主張する時代はもうとっくに終わってます。
22.02.2026 21:05
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三島由紀夫「潮騒」を読んだ。買うのが少々恥ずかしかったのは、おおよそどんな小説か知っていたから。なぜかというともうン十年も前に中学生向けの雑誌に読書の手引にというコーナーでこの本が紹介されていたのだ(断言できないが)。たぶん作家の名前や作品を知ったのはこれが最初だと思う。読み始めて徐々に思ったのはこの作品、映画化を前提にしているなということだった。吉永小百合や山口百恵の出演は知っているが未見。場面場面がいかにも意識しているようで、作家には悪いがそう思っている。これで長い間ほったらかしにしていた宿題、ようやくやり遂げた。
21.02.2026 15:09
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通りかがりの、🏴で唯一残ったTorness 原子力発電所。この原発は2030年(あと4年)で廃炉になり、🏴政府はこれ以上原発は建設しないことを明言してるので(🇬🇧政府も🏴政府の決定を尊重すると明言してるので)、🏴は2030年以降、原発ゼロの国になります。
ちなみに石炭火力は🇬🇧全体で既にゼロで、🏴内にガス火力はありますが、消費電力量に対する再エネ比率は150%近くあり、今後も更にどんどん増える見込み。
21.02.2026 12:03
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安田仮訳:クリーンなものは目立つゆえに批判され、汚染するものは見慣れているゆえに無視される。風車は目障りだと叫ばれれ、煙突は平然と見逃される。これは美学の問題ではなく、現状維持に目を瞑っているだけある。変化が醜く見えるのは、それによって破壊される習慣から見た場合に過ぎない。
(図中セリフ:あの風車は本当に目障りじゃ。)
20.02.2026 06:50
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追記。ここからは安田の私見。
再エネに対してご懸念や批判はあってよいと思います。科学的根拠に基づく健全な反対運動は健全な産業を育てます。
確かに再エネも外部不経済(汚染や隠れたコストと置き換えてよいでしょう)はゼロではありません。しかしゼロではない(完璧でない)からといってその批判に固執すると、より大きな外部不経済の発生者を見逃したり片棒を担いだりすることになりかねません。
再エネに対して懸念や批判をする方は、それと同時にその十倍から百倍の熱意で化石燃料や核燃料に対しても懸念や批判をして頂きたいと思います。そうでなければ単にダブスタで、たとえ善意だとしてもそれが悪用されるだけになります。
20.02.2026 07:13
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三島由紀夫「仮面の告白」を読む。三島作品はこれで2作目になる。昔、ヘンツェが「午後の曳航」をオペラにしたと聞いて読んだのが最初だ。この時は意外にカチッとした文章を書く人だなと思った記憶がある。しかしそのつもりで読み始めたのだが、例のこととは別にここでは一種独特の感覚が勝り、しかも全く理解できなかった。それでも発表の1949年当時によくこれだけの「告白」ができたなと思う。たまたま解説と重なるが、「王子の死」だとか「白い手袋」とか20年少し後の事態を思わせる表現が出てきて考えさせられた。
17.02.2026 15:49
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スティーヴン・グリーンブラット「1417年、その一冊がすべてを変えた」(2011、河野純治訳、ちくま学芸文庫)を読んだ。文庫化で知ったのだが、既に評判を呼んだ本なのだろうと思う。あまりにも面白くて後半は一挙に読んでしまった。ルクレティウス「事物の本性について」の写本を発見する教皇秘書ポッジョ・ブラッチョリーニが主役で、そのキャラが面白い。教皇庁の腐敗にうんざりしながら、逃避として古代ローマ時代の写本探しに熱中する。そういう人文主義者の一面がありながら、職場ではライバルと激越な競争をし、最終的には教皇庁官僚として上り詰め財を成すのだ。人間とはこういうものかとあらためて思い知らされる。
14.02.2026 15:45
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「風力発電」稼げず、10年間に風車420基以上が廃止…迫る耐用年数・FIT期間過ぎ売電額半減
【読売新聞】 各地の風力発電施設(風車)が10年間で420基以上廃止され、特に2020年度からの5年間に約8割が集中していることがわかった。再生可能エネルギーへの関心が高まった00年代に建設が相次いだが、多くの施設で、20年間の耐用
本日(2/12)の読売新聞さん記事。残念ながら、チェリーピッキングの嵐で、ジャーナリズムにもとる「やってはいけない」情報拡散の典型例で、反面教師として読むことをお勧めします。
www.yomiuri.co.jp/national/202...
記事では鳥取県の風車1基からなる風力発電所(A)が「例」として取り上げられていますが、同じ鳥取県内には同時期に建てられ黒字を計上し、他の事業者に譲渡して運転延長する発電所(B)もあります。なぜBを紹介せずAのみを取り上げるのでしょうか。完全にチェリーピッキングです。
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12.02.2026 12:00
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→耐用年数は法的に決められた年数であり、適切にメンテすれば技術的に延長も可能で、減価償却も済んでいるので、FIT期間終了後に売電価格が減ったとしても変動費を上回る収益が得られるのが一般的です。そうでないとしたら、風車という技術固有のものではなく、その要因を調査するのが報道としては適切でしょう。一般に、基数が少ない発電所ほどメンテコストは上がります。
見出しの通り廃止の基数に着目するなら、リパワリング(同じ場所で新規風車に建て替え)にも言及すべきで、リパワリングが少ないとすれば、それは日本の低い再エネ導入目標に遠因があることも指摘しなければなりません。記事はどうにもピントがズレてます。
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12.02.2026 12:00
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→記事の最後に「2023年度までの5年間に(中略)風力発電関連の事故が約200件発生」との記述もありますが、これも悪質なチェリーピッキングの典型例です。この数値自体は嘘ではないものの、この数値を挙げるのであれば、電力設備全体の「事故」は年間1万件以上あり、火力発電の事故は直近5年間で約500件発生という数値も挙げないと、読者は大きな誤解を膨らませるでしょう。記事はそれを恣意的に誘導させるという点で、ジャーナリズムにもとる悪質な情報提供方法と言えます。
このように、「嘘をつかずに誤解を拡散させる」方法が日本で(米国でも)とても多く蔓延っているということを、日本の方は知っておく必要があります。
12.02.2026 12:00
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ナボコフ短編読書会は「アシスタント・プロデューサー」を取り上げる。今までに4作品を読んだこともあってだいぶ読解力が上がってきたように感じた。ラストもしっかり読み解いていたのだが、司祭に告解をしたのはゴルブコフであるという若島先生の指摘には驚いた。そこから三浦先生とともにフェトチェンコ将軍失踪の黒幕はスラフスカという話になって振り出しに戻り。まだ鍛錬が足りなかった。ナボコフには珍しく実話に基づいた作品だそうだが、ミステリー仕掛けになっていて伏線というかあちこちにヒントを散りばめている作りに感心したし、何より映画と物語の世界という構成に感嘆してしまった。よくこのような小説世界を作れるものだ。
08.02.2026 14:58
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なんで再エネを増やしたほうがいいの? #1分でわかる再エネ #1分でわかる再エネ
YouTube video by RE.1min
「1分再エネ」の方もまたまた更新。
www.youtube.com/shorts/26MFb...
初心に戻って「そもそもなんで再エネを増やした方がよいの?」
特に🇯🇵は今選挙期間中のようなので、あまり争点になっていない気候変動・再エネについて、特に未来の子供だちに何を残すかという観点から、今一度深く考えてみる機会なれば幸いです。
05.02.2026 10:59
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再エネは社会にどんなメリットがあるの? #1分でわかる再エネ
YouTube video by RE.1min
「1分再エネ」、連日の更新。今度は「再エネは社会にどんなメリットがあるの?」
www.youtube.com/shorts/7bT5S...
脱炭素や再エネに関して、選挙活動と称してフェイクニュースを流しまくっている候補者も多い中、フェイクや非科学ナラティブに流されず、勇ましい断定調の見た目のカッコよさや雰囲気・情念に流されず、短期的な一時の高揚感で満足せず、長い目で見て子供や孫の世代に何が残せるか(あるいは、自分たちがおじさんおばさん世代になったときに何が残っているか)を今一度立ち止まってじっくり考えてにる機会になれば幸いです。
06.02.2026 13:40
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WEBみすずの表紙
misuzu no.29 2026年2月号
武井彩佳「国籍・国境・格差」
第8回 国籍とは結局、何なのだろう【最終回】
小平武史「ケインズが言ったこと――人間観からざっくり理解する」
第3回「人間はすぐ調子にのり、すぐ不安になる」
児玉浩宜「ウクライナ撮影日記」
第5回 パスタとラーメン
深野祐也「なぜ人は自然を守りたいのか?――進化と生態で迫る深層」
第11回 「気持ち」でながめる自然保護(前編)
松島聖子「極端な市場主義者が世界を壊す」
【WEBみすず限定】スロボディアン『破壊系資本主義』(1月16日刊)訳者あとがき
表紙写真・坂々なな
【WEBみすず】WEBマガジン「みすず」2月号を公開いたしました。連載および単独記事は毎月初旬更新です。今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
magazine.msz.co.jp
02.02.2026 02:18
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結城英雄「ジョイスを読む」(2004)を読了。作品解説では登場人物の人間像に手厳しい。「ユリシーズ」のモリーは淫婦のように紹介しているが、傷痍軍人に施しをするとか別の面もあるように思えるのだが。この本でジョイスが女性依存だったとさらりと紹介していて、やはりそうだったのかと思った。「ユリシーズ」最後の挿話「ペネロペイア」はこの作品の肝だと思っていたので、本当は当時の平均的な女性観の持ち主ではないだろうと踏んでいた。
02.02.2026 14:51
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今日も大雪になり、何度も転びそうになりながらも無事Kitaraに到着した。今月の札響定期は首席指揮者のグランディさんの指揮で武満、マーラー、R・シュトラウスの3曲を。武満は「フィネガンズ・ウェイク」の最後の言葉をとった「ア・ウェイ・ア・ローンⅡ」で、続くマーラーはBrのベンヤミン・アップルさんを迎えて「さすらう若人の歌」だったが、失恋から死に憩う若者の痛切な悲哀が伝わるすばらしい歌唱だった。「英雄の生涯」は冒頭から速いテンポで力強い英雄が描かれて最初からもうすっかりやられてしまった。札響の熱演で作曲家の豊麗な響きがホールを満たし、フルオーケストラを聞く醍醐味に浸った。麻薬に溺れる感覚?
31.01.2026 14:53
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キルケゴール「ドン・ジョヴァンニ」(浅井真男訳)を読んだ。「あれかこれか」の一部とのこと。これの第1部は昔読んだはずだけど、記憶にないのが恥ずかしい。それにしてもキルケゴールのこのオペラへの熱中は尋常ではなくてなりふり構わずしばしば「聞くんだ!」と口走るほどだ。「第三段階ードン・ジョヴァンニ」の中でドン・ジョヴァンニは感性のデモーニッシュな威力によって誘惑する、彼はすべての女を誘惑する、言葉・答弁は彼にふさわしくないとあって、これが彼の考察の核心なのだなと理解した。そしてこれらを表現できるのが音楽であって「ドン・ジョヴァンニは絶対的に音楽的なのだ」と。
30.01.2026 16:33
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日本で実しやかに流れるそのような報道はほとんどフェイクニュースの類です…。きちんと調べることなく、「まあ、確かにそうなのかもしれないんだけども」と安易に拡散しないように是非お願いしたいと思います。
例えて言うなら、欧州は今まで100点の目標を掲げていたのを90点に変更したとか、80点取ろうとしてたのに75点になりそうとか、そのレベル。一方、日本と米国は未だ30点台しか取れてないのに他人を嘲笑って居直ってる感じ。
そしてそのこと自体がフェイクニュースの波に飲まれて国民に伝わらず、盛大に認知の歪みを起こしている状況です。
27.01.2026 07:42
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パソコンで、スマホで、いつでも探せる
新しいかたちの解説目録
本との新たな出会いを提供する「岩波Web目録」を公開しました。パソコン、スマートフォンなどの端末で書誌情報を総覧できます。
☞ catalog.iwanami.co.jp
現在、岩波文庫、岩波新書、岩波現代文庫、岩波ジュニア新書が対応しています。対象レーベル、書籍は随時追加予定です。
操作方法はこちらからご覧ください。
☞ www.iwanami.co.jp/news/n117705...
23.01.2026 05:11
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スティーヴン・イッサーリス「バッハ 無伴奏チェロ組曲」(2021、松田健訳、アルテスパブリッシング)を読む。軽妙な語り口というかしばしば余計なことを挟む語りだけど、中身はかなり高度で理解できない記述も多々あった。「物語を読む」とあってこの組曲を標題音楽として捉えるのかと気にしていたが、キリスト教を背景として成立しているのではというくらいのことだった。各曲の分析に宗教色はなく、純粋に楽理的または技術論であって教えられることが多かった。一番役に立ったのが5番の演奏ではプロでも指定の調弦はしていないこと、思われているほどには難易度は高くないとあったことで、それじゃ弾いてみようかという気になっている。
18.01.2026 16:15
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FFの方の紹介で橋本陽介「ナラトロジー入門」(2014、水声社)を読んでみた。構造主義による物語解読のことだが、欧米小説の和訳だと英語なりの語り手、時間、視点の問題がかなり丸まってしまい、バルトやジュネットらの問題意識があまり感じられなくなってしまっているように思えた。逆に日本語を英語なりに訳するときにはその曖昧になった部分をどうするのか訳者は悩むのだろうなと。今になって書かれた内容を汲むのに四苦八苦し始めているが、こういう書かれ方を問題にするという姿勢もあるのだと知ってたいへん勉強になった。
12.01.2026 15:06
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イヴァン・ジャブロンカ「マチズモの人類史」(2019、村上良太訳、明石書店)を読んだ。男女の完全な平等には男性性の変革と家父長制の打破がなければならず、そのために男性フェミニストの協力と国家の施策の後押しが必要だという。今までの女性解放に大きく貢献したのは国家の女性平等に向けての政策がだったという指摘はなるほどと思った。ちなみに著者は男性なのだが、私はずっと女性だと思っていたというのは秘密😅
08.01.2026 15:56
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