中世ヨーロッパの写本といえば、色鮮やかな挿絵が描かれた時祷書(じとうしょ)などが挙げられる一方、当時の料理指南書は文字と少々の赤字が入っただけの質素な作りでした。
どの時代でも美しい方に目が惹かれてしまうものですが、たった数行の文字の記録が現在の料理の礎になるという事実に、大きな感銘を受けております。
当時の料理の記録を記した書物は、製作されたその多くが消失・略奪・本そのものの分解だったりと、現代では考えられない扱いを受けていたこともあり、「完本」という形で残っているのはとても貴重です。
これらを守りぬいてくれた先人の方々や現代の研究者の皆様に、深い感謝を捧げたい次第です。
03.03.2025 13:07
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3/23まで開催中の「中世の華 黄金のテンペラ画(東京・目黒区美術館)」に、羊皮紙研究の第一人者である羊皮紙工房さんの所蔵コレクションが展示してあります。あいにく現地では撮影不可なのですが、展示作品のうち、中世ヨーロッパの食に関係するものを簡単にご紹介します。
◆時祷書(1470年頃 フランス)
ボーダーには半円を描くようにぶどうが描かれています。ぶどうは、キリストの救いの象徴、また聖母の誠実さの象徴です。同時に、ワインの飲みすぎによる堕落の意味も持ち合わせます。
堕落した人間が、誠実な聖母に神への執り成しを願い、それにより救いが得られるようになる。まさにすべてを象徴する果物なのです。
02.03.2025 12:48
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政策への批判 -『アンナ・コムネナ』佐藤二葉 | ツイ4 | 最前線
「私が皇帝になって世界を平和にする!」西洋中世唯一の女性歴史家、ビザンツ皇女アンナ・コムネナの少女時代を鮮やかに描く!
#きょうのアンナ・コムネナ 540話【政策への批判】
・妻と仲良しアンドロニコス。と同時に妻の付き添いの名目で姉に会いに来ているとも…。
・感情(本音?)を飲み込みつつ冷静に大局を見ようとするアンナ。免税を打ち切られたからって報復だなんて…と思われるかもしれませんが、それがあり得る時代です。
sai-zen-sen.jp/comics/twi4/...
18.12.2024 10:05
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よろしくですー!^_^
18.12.2024 12:52
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《中世欧州料理・再現検証》
羊肉のオレンジ煮込み(15~16世紀 イタリア他)
羊肉とオレンジを一緒に煮込んだちょっと甘めの肉料理。羊肉は独特のクセがありますが、オレンジを煮込むことで肉独特の香りを抑えることができます。
オレンジをはじめとした柑橘類は主にイタリアやスペインなど南欧州でよくもちいられてきました。現在のように甘くなく、かなり酸味が強かった種類が多かったため、砂糖やハチミツなどの甘味料は多めにいれていたと推測しています。
羊肉は中世ヨーロッパ全体でよく食された種類ではあるものの、地域によって消費量が大きく異なります。最近は日本でも入手しやすくなっているのが有難い限りです。
03.12.2024 07:22
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大分県にある安心院(あじむ)聖母修道院の「ポルボロン」を以前いただきました。修道院の焼き菓子は中世ヨーロッパから使用材料や作り方があまり変わらないのが大きな特徴です。使用材料のバリエーションは色々ありますが、こちらはラードなどの油分とアーモンドパウダーを主に用いています。
同じスペインの修道院で作られるマサパン(アーモンド粉とレモンたっぷりのクッキー)や中世全般の焼き菓子系にいえることですが、粉の使用量が多いので、1個分を食べるとかなりお腹がいっぱいになります。自分も一度に2個程度が限界でした。
国内の修道院菓子は現地販売の他に通販もしているので、ご興味があればぜひ召し上がってみて下さい。
04.12.2024 08:51
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毎年冬至の頃に使う「祝祭のリース」作りの準備を始めました。近所のお花屋さんに出向き、その時期に入手できる『実がついた枝葉』を使うのがルールとなっています。昨年は「シャリンバイ(車輪梅)」の黒い実と枝葉を分けて頂きました。
初冬の頃にに入手できる実がついた枝葉は、とても強い生命力をもつといわれています。今年は同じものか、別のものかはお花屋さんに行ってみないと分かりませんが、よい枝葉が手に入ればいいなと思っいます。
※祝祭のリースは拙著「中世ヨーロッパの民からならう季節の魔除けとおまじない(新紀元社)」に収録しています。もしご興味がありましたらご笑覧下さい。
29.11.2024 07:43
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【出店イベントのご案内】
12/1(日)東京ビックサイトで開催予定
#文学フリマ東京
に参加します。
📖ブースno. F-45・46「コストマリー事務局」(西3・4ホール)
中世ヨーロッパのアレンジ料理レシピ集や彩色写本クリアファイル(新作)・中世のおまじない本、本物の羊皮紙&パピルス・ガチョウの羽根ペンなど、中世ヨーロッパのまつわる雑貨や著書を持ちこみます。
商業本も取扱い可能なイベントのため、拙著2作品も合わせて持参します。
WEBカタログもあります。ご来場の際の参考になさって下さい。
📜カタログ→ c.bunfree.net/c/tokyo39/w/...
29.11.2024 14:54
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「星月夜(ほしづきよ)」という、秋の季語がございます。月の光が入らない夜、星々の光が漆黒の空を明るく照らすような光景のことを指します。多くの古の人々も、これらの星々を見ていたのかと思うと、感慨深いものがあります。
今月は珍しく2回、新月が到来します。本日は一度目の新月。もし機会があれば、空気が澄み渡る星月夜の世界を見上げてみてはいかがでしょうか?
30.11.2024 16:08
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【ご案内(2024.11 改定版)】
ご覧頂きありがとうございます。
これまで当アカウントで投稿してきた「中世ヨーロッパの食&生活関連小ネタアーカイブ」ですが、来月2024年12月より新規小ネタ分も合わせて当アカウントにて一括投稿/管理することにしました。
◆X(旧Twitter):朝のご挨拶と雑つぶやき中心
※新規中世ヨーロッパ系投稿は大半を当アカウントに移行
x.com/shuhohka
◆歴史料理試作解説など読み物サイト:note(変更なし)
note.com/moyan_recipe/
◆コストマリー事務局公式:XとInstagram
引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。
18.11.2024 10:17
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中世の城にいてほしい全自分ランキング1位・ウルフハウンドくん。
30.11.2024 11:32
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ファリンから魔術レクチャー受けるライオスを描きました
#ダンジョン飯
#dungeonmeshi
18.04.2024 08:54
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椅子に座った人間の上に座るキジシロのねこ。
ねこと、ねこを飼うために11年前に買ってねこ来訪を待ち続けた椅子と、なにもできないようすの人間
08.04.2024 21:32
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1483年4月9日、ヨーク朝のイングランド国王エドワード4世が40歳で没する。
長身で強健な身体を誇っていたが、王権が安定してからは「荒淫と不摂生により」著しく肥満していたという。死因はボートの上から魚釣りを熱心に眺めていたことから風邪を患ったとも、卒中とも伝えられる。
同時代にイングランドを訪れていたイタリア人、ドミニク・マンチーニの記録によればエドワード4世の肥満は暴飲暴食であったといい、さながら古代ローマ人のように「もう一度胃袋を満足させるために嘔吐剤を服用して食べ物を吐き出す」ことを日常的に行っていたという。
08.04.2024 20:48
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おはにゃー
08.04.2024 22:24
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Blue sky in Ireland
08.04.2024 23:14
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スギ花粉ピークのせいか、鼻炎薬が切れやすくなってる気がします
13.03.2024 22:48
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1471年3月14日、「アーサー王の死」の著者である騎士トマス・マロリーが没する。
イングランド議会の議員に二度選出されたが、一方で強盗、強姦、羊泥棒、バッキンガム公暗殺未遂などの罪により投獄された。マロリー本人によれば、「アーサー王の死」の一部は獄中で書かれたものだという。
トマス・マロリーの逮捕については、彼がバッキンガム公ハンフリー・スタッフォードの政敵であったウォリック伯リチャード・ネヴィルの支持者であったため、仕組まれた陰謀であったという説も残る。
13.03.2024 20:41
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山里王(さんりおう)
南匈奴の左賢王。内紛で疲弊した匈奴諸族をまとめ上げ、単于を号する。
魏王朝からのどのような依頼も選り好みせず果たしたため、「覇狼騎帝」(はろうきてい)の異名で呼ばれた。
(民明書房『串刺しにされたポムポムプリン』より)
13.03.2024 22:42
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3月1日はウェールズの守護聖人、聖デイヴィッドの祝日である。
ウェールズ生まれの聖職者であり、依然として異教の世界だった6世紀のウェールズ、コーンウォール、ブルターニュで修道院や教会を建設し、禁欲を説いた。一説によれば100歳で亡くなり、死の床には天使を伴ったキリストが訪れたという。
絵画における聖デイヴィッドは司教の祭服を身に着け、肩に鳩が止まった姿で描かれる。ブレヴィの教会会議で数多く集まった聴衆に彼の声が届かなかった時、肩に鳩が止まると地面が持ち上がり、その姿と共に声が遠くまで届くようになった奇跡に由来するという。
29.02.2024 20:46
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3月1日の聖デイヴィッドの日には、ウェールズの国旗と共に聖デイヴィッドの旗(黒地に黄十字)が掲げられる。人々の胸にはウェールズの象徴であるリーキやラッパスイセンが飾られる。
リーキがウェールズの象徴となった由来は諸説あるが、グウィネズ王だったカドワロンがサクソン人との戦いの際、敵味方を識別するため近くの畑に生えていたリーキを兵士の兜に付けさせたという。また、聖デイヴィッドが断食期間にリーキのみ食べていたことに由来するとも伝えられる。
29.02.2024 20:47
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人増えてきたので改めて自己紹介!
ファンタジー創作漫画を中心によくコミティアで本を出しています!
現在は「大切なものを奪われた」ことだけを共通点とするでこぼこな3人組が共に旅する『閉じた国のホロン』を連載中です!
www.pixiv.net/user/1254225...
悪逆皇子×彼を殺しにきた2人の暗殺者が殺意と友情の間でぐちゃぐちゃになるファンタジー(完結済)もあり、これを読めば大体の私の「業」をわかってもらえるかと…
www.pixiv.net/user/1254225...
本編は全部Webで読めます!よろしくお願いします〜!
#一次創作 #創作漫画
25.12.2023 12:53
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1371年2月22日、スコットランド王デイヴィッド2世が嗣子のないまま没しブルース朝が断絶する。
王位は甥で摂政として事実上スコットランドを統治していたロバート・ステュアートが継ぎ、ロバート2世としてステュアート朝を開いた。
ステュアート家(スチュワート氏族)は、11世紀ブルターニュのブリトン人貴族フラールドを家祖とする。孫の代にヘンリー1世に従ってイングランドに移住し、その後スコットランド王デイヴィッド1世に仕え王室執事長(Lord High Steward)に任命された。家名はこの役職に由来する。
21.02.2024 20:50
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ふかふか毛布地で出来た、半円形のねこの巣から、耳だけ出してこちらを伺うねこ(キジシロ
これは押し入れが開く瞬間を狙うねこ(未踏の地にものすごく強い執着をもつ
21.02.2024 21:16
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2/25 東京ビッグサイトにて開催されるコミティア147のお品書きです!『東の空に沈む』の番外の薄い本が出ます(サンプルはツリーに)!
その他既刊、ペーパー、原画(できれば)も持っていきますので、ぜひM39b おこめのかしにお立ち寄りください〜!
#COMITIA147
21.02.2024 12:03
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『HOME』
メカと怪獣との戦いをマップメイキングで物語るTRPG。最初の襲来は爆弾で多大な犠牲を払い退けたが、この度の襲来には人の叡智を結集したメカがあるのだ!
地図を描いて「最初の会敵はこのポイント。そして決戦の地は…(×を描く)ここ!」みたいにする感じ?
www.kickstarter.com/projects/dee...
19.02.2024 14:37
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『王立大図書館のお引っ越し』
19.02.2024 13:34
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