菜の花の辛子和えを作ります。太い軸は二つに割いてお湯で1分30秒くらい。水にとってザルへ。そこに少量醤油をさして全体に含ませてから水を絞る〈醤油洗い〉という工程をします。こんがり焼いたお揚げさんを刻んで辛子と薄口醤油を少量のお出汁で溶いたもので合わせ出来上がり。春の香りです。
菜の花の辛子和えを作ります。太い軸は二つに割いてお湯で1分30秒くらい。水にとってザルへ。そこに少量醤油をさして全体に含ませてから水を絞る〈醤油洗い〉という工程をします。こんがり焼いたお揚げさんを刻んで辛子と薄口醤油を少量のお出汁で溶いたもので合わせ出来上がり。春の香りです。
宮沢賢治記念館には宮澤賢治愛用のチェロが置いてあるんです。山猫軒もあるのでご注意w(美味しい食堂です)
『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の原稿のすべて』
監修・解説 入沢康夫
宮沢賢治記念館
宮澤賢治によって書かれた『銀河鉄道の夜』の全原稿、創作メモ原稿、使用原稿用紙の裏面まで、その創作の全てを収録した書物です。宮沢賢治記念館が出版。フランス文学者で宮澤賢治全集の編集委員でもある入沢康夫さんによって監修・解説。筆圧や文字の動きが、心の動きを伝えてくれるようです。何度も構成が組み替えられているので後半の解説ページの図解によって全貌が解説されます。なかなか書店では見かけないので(ネットは高価転売のみ)花巻の宮沢賢治記念館を訪ねて入手しました。温泉も含めて素晴らしい場所なので是非記念館へ行ってゲットしていただければと思います。
吉川浩満くんとお送りしているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」、昨日公開した第255回は「注目の新刊」です。
この頃手にとった本を3冊ずつ紹介しています。
★中島定彦『ネズミはなぜ回し車で走るのか』岩波科学ライブラリー
★「すごい古典入門」中央公論新社
★エリザベス・ロイド『哲学者、女性のオーガズムの進化にいどむ』網谷祐一訳、勁草書房
★「知の革命家たち」水声社
★碇雪恵『そいつはほんとに敵なのか』hayaoki books
★谷口忠大、鈴木貴之、丸山隆一『現代社会を生きるためのAI×哲学』講談社
www.youtube.com/watch?v=7fqS...
やっぱり尾形光琳の犬が可愛いすぎるんですよ。それと…渋川大蔵なる謎の人物の作品がなんともいえない味わいで虜になりましたが27500000円でした(白目)ちょっとお夕飯のついでの買い物の値段じゃないわ。本物の写本まで販売してるんですよ。時代は一家に一冊写本ですよ。
いよいよ今年もABAJ国際稀覯本フェア2026が有楽町で3/13(金)から三日間行われますよ♪友達の中の本屋さんがカタログ送ってくれました。ハプスブルク家の末裔とかではないのでとても購入できないけど、全国の名だたる古書店が一堂に会し凄い本が勢揃いします。目録にない本も出るので行こうと思います。
「岩波文庫百話」の『図書』連載分最新回がウェブ「たねをまく」でも公開されました。
第21話「目録から始まる」
第22話「総目録のあゆみ」
と、今回は目録方面について書いております。
この連載は、各話それぞれで完結しています。どこからなりとお楽しみいただけましたら幸いです。
tanemaki.iwanami.co.jp/posts/9472
科学のすごいところは数学的真実が数千年ぶれないところですね。逆にいうと切取り次第でいかようにも真実システムが作れてしまう。科学精神の大動脈はそこを貫いていく歴史なのかもしれません。おしまい。
『アルマゲスト』は2世紀に著され、そのギリシア語写本がアレクサンドリア図書館に収蔵され7世紀大火災を逃れてアラビア人の手に渡り、その後バクダッドでアラビア語に翻訳され、さらに数百年、12世紀に再びヨーロッパへラテン語翻訳され、現代に至る。
願わくばこのガリレオの激烈書込みを全部書籍化してもらいたい。実物の書込み写本の写真図版も全部収録で!信仰と科学精神が手を携えて、観測と内省を忘れず、柔軟に真実の道を切り拓く人がいたことを私は知っておきたいのです。参考にしたのはこの籔内清さんが訳された『アルマゲスト』恒星社です。反転していますが引用写本と同様の、視差をめぐる図表と、同じ「視差表」が確認できます。プトレマイオスが凄すぎて第一部読んでると天動説だよね!と思えてくるのでやばいです。そしてこんなすごい科学データの知のバトンよ!サイトに公開されていたアルマゲスト写本と恒星社版の該当頁は243頁から245頁です。
ガリレオは月の動きを地動説の重要な鍵にしました。『アルマゲスト』で展開する数学的説明は一見天動説の明晰な証明に見えてもガリレオの丁寧な読み込みは本当の天体の動きの記述を含んでいることを見逃していませんでした。ここにはそれが残っている。ガリレオは学問において古代の叡智である天動説の諸研究を否定したわけでも信仰心を否定したわけでもなかった。ガリレオの書込みは神を讃える詩篇のメモから始まるそうです。彼は人が本当の神の叡智に触れていないだけと考えていたのでしょう。観測と数学を両脚にすれば神の階段を登れると確信した。
山本さんから教えてもらったこの記事は激アツでした。ガリレオがプトレマイオスの『アルマゲスト』に書込みツッコミ入れてる実物が発見されたというのです。天動説の名著をディスってるだけでしょうか。いいえとんでもない。この数学的真実を見抜いて地動説を目論むのです。ガリレオはまだ月を観測するずっと前のお話。古代伝来の数学的偉業を真摯に読み抜いていました。そもそもこの書は貴重な古代天文データの宝庫。例えばリンク先の画像を観るに「太陽と月の視差」について解析している箇所です。算出される真位置と視位置の視差。ここへ猛烈にガリレオはメモっている。引用元の画像横に提示されているのは算出された「視差表」です。
人間どもに不信感と絶望を植えつけて自分から滅びるために、本当は今の為政者たちは宇宙人に入れ替わっているのだろう…と思いたくなる毎日
さっそくラザロでネタが新鮮!
「月報KAJIMA」2026年3月号(鹿島建設)に連載「地図は想像と思考のツール」最終第12回を書きました。
「未来の地図はどうなるか」というテーマで、未来のことはわからないまでも、この先の地図のあり方を予感させる例を三つ選んで眺めてみています。
1) フォレンジック・アーキテクチャーによるガザ侵攻(2014)の分析
2) アニメ『ラザロ』に出てくるドーム型ディスプレイを備えたコンピュータ
3) 作業アプリ「gogh」(の私の部屋)
これらには、細切れの断片になったデータや時間をどう繋ぎ直すかという発想が通底していると言えるかもしれません。
近日ウェブでも公開予定です。
ひゃーおつかれさまでした😭ごゆっくりなさってください
逆に偏愛する訳文というのがあって、私の場合ドイツ文学者の高橋健二さんの文体です。原書のヘッセよりヘッセの訳文が好きというくらいの勢い。『シッダールタ』は私の生涯ベストテンに常にレギュラー化しているのですが、当然「高橋健二訳」以外はあり得ません。暗記するほど読んでしまいます。
実は岩波文庫にも読めない本があって、青いのや白いのは気にならないのですが、赤いやつがやばい。文章の癖というか、研究の先達にこう言うのも不遜で申し訳ないのですが訳文に文体の美しさが失われていると文学作品は読めなくなってしまいます。特に地方の人の会話がインチキ東北弁みたいなのは総崩れでございます。「旦那、おらの土地だべ」みたいなやつですね。
「知の革命家たち」シリーズ(水声社)は誰が誰を紹介してるかがすごく大事で、あくまでたとえ話ですがw最初にその組み合わせはアウトやん!となると先に進めず脳内透明化装置を起動させましたw
ラマルクの『動物哲学』とダーウィンの『種の起源』合本入ってるから実質ただじゃないですかw三木清のアリストテレスはいいですよ。Kindleだと99円だけどw
Web版美術手帖で、刀研機構の活動についてご紹介いただきました。
機構代表理事の小坂崇氣、日本博物館協会専務理事の半田昌之さん(刀研機構理事)、そして橋本とで、博物館が抱える構造的な問題と、そこで刀研機構が果たす役割とその可能性についてお話しています。
「「自分が課金したお金の一部が社会に還元されているという実感を、とくに若い世代が『成功体験』として持てるようになる。これは30年、50年先の日本の文化行政にとって、何物にも代えがたい希望です。」(半田)
bijutsutecho.com/magazine/ins...
「岩波Web目録紹介動画」のその2が公開されました。
今回も岩波文庫元編集長の永沼さんと目録の使い方についてあれこれおしゃべりしています。
ネット検索で用が足りる人には、目録はあまり必要が感じられないかもしれない一方、本や世界についてそれなりに自分の頭にも知識や情報を入れておきたいと感じる人にとって、目録は格好の道具でもあるという意味のお話をしてみました。
とい各回は個別にお楽しみいただける内容ですので、その1はまだ見てないなあという方もよかったらどうぞ。
www.youtube.com/watch?v=FWO-...
すぐ夏が来ちゃうらしいのですが、鳥は蜜を吸っています♪
頼まれてもいないのに解説の押し売りをしてしまったw
そして講義では悉くそれぞれの〈線〉にまつわる新しい倫理について考察してるので『千のプラトー』はつまり概念の道具箱なんかではなく、さまざまな線を概念で実験する倫理の書…つまり隠されたエチカなんです。これをちゃんと残しておきたいのですが今度山本さんにお話ししますw
ドゥルーズ講義録の『生の線について』はなかなか大事な講義なんですよ。これ『アンチ・オイディプス』から、なぜ『千のプラトー』に行ったのかヒントを与えてくれるのです。ちょうど講義の時期もその間でドゥルーズは英米文学を通じながら〈線〉という概念を煮詰めていってたのですが、これを補完するためにはこの〈線〉を展開させる地が必要になるんですね。プラトーはその〈地〉なんですよ。そしてこのプラトーがレイヤーのように重なっていきます。そこから『千のプラトー』から全面的に〈地層〉という概念が展開するようになるんです。
リヒャルト・ヴァーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』も『エッダ』から生まれているのでニーチェとの遠近法で読むとまた趣きがあります。超人の原型としてのエッダの神々は力を与えるものでしたが、やがて俗物キャラへとワーグナーが転じると共に退廃物語へ読み替えられていきます。
下の引用は古代北欧歌謡がどのように歌われていたかの楽譜です。
『完全版エッダ
古代北欧歌謡集』
谷口幸男 訳
伊藤尽/小澤実 監修
新潮社
【新刊】『指輪物語』やマーベル映画、日本のファンタジー漫画へと注ぎ込む古代北欧歌謡集『エッダ』。『スノッリのエッダ』を含む世界初の完全版が新潮社より刊行されました。北欧神話の源泉には魔法と英雄譚が織りなす原初の記憶が眠っています。巨人族との対峙は現代でも読むと面白いのが凄いです。
神話の中で一番活躍するのはオーディンですね。次は雷神ソールで続くのはロキです。読んでいてふと思ったのは、待機しながらも活躍出来なかったヴァルハラの死せる戦士たちをトールキンは『指輪物語』で大活躍させたかったのだろうなということ。読むほどに発見があるのは面白いところです。
そうでーす♪お時間あえばぜひご一緒しませんw一作品ごとに関連書籍を言い合うとか面白いでしょうw